あかてがに
先日のおおむら公園。 第2弾。
池の周りでボラを眺めながらふらふら散歩してると茂みでカサカサ。
~
振り向くとそこには誰もいない…
いやだなぁ、なんだろうなぁ、
こわいなぁ、こわいなぁ、って思ってもやっぱり気になる、
そーと覘き込んだら、いたんですょ! そこに!
~
とまぁしょーもない前置きは置いといて…
かさかさの正体!
“あかてがに”!!
“あかてがに”!!
特徴① 赤い手(はさみ)
特徴② …。
そうです! 赤い手が特徴! その名も!
あ、か、て、ガニ。
同じクラスのクロベンケイガニと違って陸上がやたらに好きみたい。
いつも見かけるのは茂み。(クロベンさんは河口の水際に多いのに…)
何か調べてみると、水に入ったらおぼれることもあるらしい…
なんでやねん!
そもそもカニは“エラ呼吸”
あのカニしゃぶ食べて一番美味しくないとこがえら。(わかりにく…)
まぁそのエラに海水やら淡水やら、はたまた混ざった水やらを通して呼吸をしている。
通した水はまたまた外に出されるのだが、
陸上にしばらく上げておくとアワを吹く。←コレはエラを通す水分がなくなって空気が流れちゃってる
ほむほむ…こやつらの仲間が陸上に上れるのには少しヒミツがあるようだな…
こやつらは
1、まずエラに水を通すと殻のスキマ(口の上らへん)からじわっと外に伝ってくる水分
1、まずエラに水を通すと殻のスキマ(口の上らへん)からじわっと外に伝ってくる水分
2、その水分が酸素をいっぱい溶け込ませて、頬を流れていく。
3、酸素いっぱいな水分がエラに流れ込んでいく。
4、えらを通して水分から酸素を供給~
…といったような超循環システムを構築しているらしい。
すごいぞ! あかてがに! だてに手が赤いだけではないな…