どうけつえび in かいろうどうけつ
前々回の調査のトロールに入った生き物シリーズに戻ります!
えーと。航海調査で出会ったいきものシリーズ!~その5~
名前を聞いたことあるカモな、いきもの。
カイロウドウケツ!(偕老同穴)
いわゆる縁起モンです♪
地方によってはこの生き物を引き出物として渡すという文化が未だにあるとか、ないとか。
そしてこれがその“カイロウドウケツ”です!
じゃん!
「えー。」とか
「はて? なんじゃこれ?」とか
「これ生き物なのー?」
「じゃんとか言われても…」
とか聞こえてきそう。
「はて? なんじゃこれ?」とか
「これ生き物なのー?」
「じゃんとか言われても…」
とか聞こえてきそう。
見た目は何かの生地のような、網の切れ端のような…
このカイロウドウケツはれっきとした海洋生物です。
海綿動物といって体がスポンジ状の生き物の仲間。
しかもガラス海綿と呼ばれるグループで全身ガラス繊維でできています。
あー書けば書くほど、れっきとした生物って信じがたいな…。(ガラス繊維でできたスポンジて…)
でも、海綿動物は大昔からいて、最も原始的な多細胞生物と言われ、
総ての動物の起源である!と言われるくらい重要な生き物なんですょ~
縁起物になるには訳がある!
カイロウドウケツの中には決まって2匹のエビ夫婦が仲良く?生活しているのである。
夫婦円満、浮気しません!の象徴として縁起がいいとのことである。
中国4千年のありがたいのお言葉である4文字熟語“偕老同穴”から
「夫婦が共(偕)に仲好く老いていく、そして死んだ時は同じ墓に入る」
なるほど、良い言葉だ。
↓良き夫婦の図