ゆるい音楽のように♪ ~Life is like a slow music~

無類のいきもの好き、おんがく好き。風の吹くまま、気の向くまま。

北海道にゲンジボタル!?

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久々の更新。

たまにはまじめな話もね。 と、い う こ と で。

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先日、非常に興味深い話を聞いていろいろ考えさせられた。

その内容は次のとおりです。


「北海道でのゲンジボタルの放流活動が表彰!」


…これを聞いて一般の人の反応はたぶん


「すごい!綺麗な川にしようと運動をしてるんや!素敵やナァ…☆」


しかし、ココで考えないといけないのが、放流された種が ゲンジボタル であるということである。

本来、 ゲンジボタル が自然に分布しているのは九州・四国・本州のなのである。

…つまり、

そもそもいないはずの種の生き物が北海道の生態系に放たれてしまったのである。

別にホタルがあのブラックバスのように放たれた生態系をめちゃめちゃにはしないかもしれない。

しかし、そうゆう危険はゼロではないし、

そこにもともといた種が交雑してしまい、そこには新しい種が…なんてことも考えられる。

調べてみると、同種の げんじぼたる でも地域によっての特性が異なる場合もあって放流問題が問題視されている例も少なくない。

良かれと思って放流。

 しかし、かえってえらい目に…。

  沖縄では まんぐーす…。

  全国の湖 ぶらっくばす…。


ここで勘違いをしてはいけないのが、
まんぐーす も、ぶらっくばす も、げんじぼたる も、なぁーんも悪くないのです…。

勝手な都合で連れてこられたわけです…。


    本来ある自然環境を守るのことの重要性。

         自然環境を変えることのきけん性。

変化した自然環境を元に戻すことがいかに大変か、ということですね。